2018/01/01

2017年を振り返って。

2017年は何をしたのか。
記憶が随分と薄れてきているので、さらに薄れる前にまとめてみました。


1月

1月は、年始早々3日に岳南鉄道、静岡鉄道を訪問、翌4日には未乗であった飯田線を完乗。まさかのカメラのバッテリー充電器を忘れ、何年振りかわからない使い捨てカメラを購入しました(笑)

7日にはアンリさんの個展を見学、10日には置きかえ迫るキハ40を見に烏山線を訪問。

模型の方ではトーマモデルワークスの谷村タイプを2両組みました。1両はヤフオクに出品し、思いがけない高額落札に驚きました。


2月

11日にはフォロワーさんとペアハンを訪問、帰りには初めての「たぬき」呑み。26日には日吉集会がありましたが、模型が仕上がらず飲み会から参加する事態にw 模型は、これまたトーマモデルワークスの宮崎コッペルが完成しています。


3月

11日から13日にかけて大阪神戸旅行。これは12日の神戸集会と、フォロワーさん情報によるPSC・Onシェイ購入が主な目的でした。せっかく行くならと欲をかいて神鉄粟生線や須磨浦公園カーレーターも堪能しました。25 日は池袋芸術祭があり、親父作のサトウキビパイクを出展しています。
模型の方は、そのための自転車屋台やケインカー、先月から持ち越しのオハネ3501が完成しました。


4月

1には大好きであった東武快速廃止の報を受け、高校からの友人と乗り納めに。間も空けず、4日には伊勢崎線系統のローカル線撮影と、今や伝説の(?)駒形石灰専用線の機関車へ会いに行っています。
29日には浅草・鉄道模型市にフォロワーさんと共同出展。明らかに転売目的では?という方々が開場前にめぼしい物を全て買われるという失態は今だに悔やまれ、そうならないよう工夫するべきでした。


5月

2日から3日にかけ、フォロワーさんと湊線、足尾駅の保存活動を訪問。半キャブやタキに興奮しつつ、午後は足尾保存館で復元フォードをはじめナロー分も摂取し大満足の旅になりました。

模型の方は、アルカトウ4tと半キャブを仕上げ、28日の日吉集会で、今度は無事に本会場で披露することが出来ました。


6月

3日から9日にかけて、奈良線〜明延〜生野銀山〜北近畿タンゴ鉄道〜加悦SL広場〜木次線〜芸備線〜広電〜西条〜岡山電軌と撮影旅行。明延では念願の一円電車の面々との対面を果たし、出雲坂根では湧き水に舌鼓をうっていたらツバメがいて驚いたり、広島ではフォロワーさんと楽しいひと時を過ごして、これまた念願の3100形を乗って撮って、西条では引退が囁かれるEF67の姿を目に焼き付け、〆は岡山の外観とは裏腹に中身は個性派ぞろいな岡山の路面電車を堪能。なんとも贅沢な旅行を楽しみました。
興奮も冷めやらぬうちに17にはには那珂川の通称「秘宝館」をフォロワーさんに連れられて訪問。1日ではとても見きれない量と、なんとも言えぬ塗装や改造を目の当たりにしてなんとも複雑な気持ちに。でもまぁ、一回は行く価値があると思います。

模型では大の苦手なプラ工作に勤しんでいる月で、日車Cタンクを完成させキヤで苦しんでいます。


7月
1日には8BANSENを初訪問。一月も経たぬうちに広島で会ったフォロワーさんと再会を果たし、間髪入れず鶴見の飲み会へ。翌2日はJNMAに参加。7日はまたまたフォロワーさんと秩父を訪問、影森のDLにはじまり三峰口の公園経由で最後は温泉に。帰り道では気になっていた道楽ぼーずに立ち寄りました。
10日はには快速に取って代わったリバティに、一緒に快速乗り納めをした友人と乗車。前回は若松からとんぼ返りしたのですが、今回はそのまま郡山に抜けて水郡線で帰って来ました。

8月

Zugの西武101のためもあり、3日は流鉄へ取材小旅行。
頼まれ物をJAMで渡すべくプリマウスを仕上げ、ひょんなきっかけで妙典は阿亮鉄道模型社を訪問。勢い余って注文したキット代金を捻出すべく、2つ買ったそのキットの1個を大急ぎで作り売りさばいています。例の「かもめ号」です。
22日にはフォロワーさんと流れカワウソを見に行きました。理由は言わなくても分かりますねw


9月

軽便祭で新作ゼロは悲しい!というわけで、トーマモデルワークスの亀の子ポーターをサクッと仕上げ、これまた中々会えないフォロワーさんに頼まれたやまばとDLも合わせて仕上げています。
その間にも、10日にはフォロワーさんの誘いに乗って高崎の上信車庫公開へ赴いたり、20-21日には水郡線の中ほどにある父方の実家へ帰省。なにかとバタバタしています。


10月

先月30日の前夜祭からの軽便祭。祭板の即完売からのヤフオク転売を見かけてちょっとモヤモヤしたり、それがきっかけで少々嫌われもしたようですが、後悔はしていません。
駄目だと分かりつつも、やっぱり欲しくて限定品をプレ値で買い求めたり、それがために始発で行列に並んだり、この件と直接的には関係ないのですが「限定商法」は大嫌いなのですよ。普通に売ってくれれば、こんな思いはしなくて済むのに……。このままでは折角の「好きなもの」が「嫌いなもの」である「限定商法」に犯される気がして、黙ってはいられなかったのが正直なところです。
5日にはリニューアルされた市電保存館と、そのときTLで教えてもらって初めて存在を知った浜マーケットを訪問。21日は蒲田の催事に行き、26日にはデトを取材。27日から31日にかけてはKKCの総会にかこつけて福島交通飯坂線や仙台のフォロワーにも会いました。那須りんどう湖のスイス鉄道が廃線になっているのには凹みましたが、どちらかと言うと目に見えないものを多く得た旅行でした。


11月

3日には、一緒に流れカワウソを見に行ったフォロワーさんと、その知り合いの方について行って入間航空祭へ。人生初のブルーインパルス見学。あの方面は門外漢ですが、それでも「すげぇ!」と感動しました。一見の価値アリです!もっとも、自分はそれ以上に輸送機の飛行に興奮していましたw
26日には年内最後の日吉集会があり、それに合わせて城東電軌の加藤UDLを組み立て、翌27日にはフォロワーさんと港湾局の廃線跡巡りへ。


12

9日から10日にかけてロムニー鉄道と花月園の運転会へ。その後は大急ぎで親父にも協力してもらってNと16番の撮影用展示台を作成、
22には作品撮影会を行いました。参加者の皆さまありがとうございました。これは「最近の鉄道模型雑誌はどうも面白くない」「だったら自分で作ればいいじゃん」という売り言葉に買い言葉がきっかけで雑誌をつくるための企画でした。今は少々燃え尽きているのですが、1月からは本格的に制作を開始します。思いがけない早さでDCCへ投資することになり、そのための時間や印刷費の関係もあって、発行は少々遅れる見込みですがご容赦ください。春には出せたらいいな!


仕掛かり品としては、東武7800、スライスチーズ、Onシェイ、デトなどがあり、2018年内には完成させたいところです。
ここを書いている時点で年越しちゃいましたw
色々と至らぬ若輩者にもかかわらず、付き合ってくださる方が多くいることは感謝の念に堪えません。来年も、ではなく今年も!になりますが、何卒よろしくお願いします。
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2017/07/28

ワールド工芸のキヤ97(16番)を組む!あるいは苦手な素材に挑む話

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プラ工作は苦手なんです!
というと、みな揃って「えっ」と意外な顔をされるのですが紛れもない事実でして、今回はそんな苦手素材のキットを組み立てた話になります。

製作の途中経過については例によって「ワールド工芸のキヤ97(16番バージョン)を組んでみる!【完成】 - Togetterまとめ」にまとめましたので、こちらを参照してください。

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さて、先に書いたように、今回はメイン素材がプラ(ABS)、しかもプロトタイプが平成生まれの車両と珍しいことずくめ。経験値はゼロと言っても過言ではなく、やはり四苦八苦することになりました。個人的には納得できていない仕上がりの箇所も少なくなく及第点とは思っていないのですが、周囲の評判は悪くないようなので、あまり卑下するのは止めておきます(汗)

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突然ですがお聞きします。あなたの得意な素材は何ですか?あるいは苦手な素材は何ですか?
私は金属が1番得意であり、もっとも苦手とするのがプラです。紙と木はその間といったところ。つまり何が言いたいのか、単刀直入に申しましょう。

「金属を避けるそこの人!私はプラが苦手だけどプラキット頑張ったよ!」

あースッキリ!別に、だからと言って金属キットを買えと言うつもりはありません。しかし、やはり金属が好きな私としては金属製品も作ってみて欲しいのが心情でして、言うからには自分も相手に歩み寄らないとダメだよね!というワケです。それ以上でも以下でもありません。

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前置きが長くなりましたが、いよいよ本題!このキットについて語っていきましょう。
このキット、主な素材はプラであり、プラが苦手な私としては大いに尻込む製品なのですが、一つだけ大きな救いがあります。それは「要所要所にエッチング(金属)部品が奢られている」ということ!「手すり」は言わずもがな、白眉である「デッキの網目板」をはじめ、シャープさが求められる箇所にはエッチングの部品が用意され、またこの部品の見栄えがとても良いのです。考え方を変え、ボディを全て金属で作ろうとしたらどうなるか。おそらく、とてつもなく高価になるか、とてつもなく組みにくいキットになるかの二択でしょう。私は、この車両に関してはこの製品の構成が最適解に思えます。でなければ完成まで頑張ることは出来なかったでしょう。

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残念ながら良い所ばかりではなく「惜しい」箇所が散見されることも書かないわけにはいきません。たとえばヒケに端を発する歪みや、廉価にするため一体とされたディテール、ときおり目につく実車の調査不足、オデコはその最たる部分だと思います。(設計時間が短いほど安くなるので一概に否定は出来ない!)塗り分けの指定も控えめで、製作者の裁量に委ねられる部分が大きいです。

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しかし、見方を変えれば、それだけ工夫の余地が残されているキットとも言えます。これ程までに拘りに応えてくれる、個性が出せる、格好良くなってくるキット!は、完成されすぎたキットが氾濫する現代では貴重では無いでしょうか? 運転会で目を引ける存在として「気楽に素組をする」もよし。「金属素材に慣れる」あるいは私のように「プラ素材へ慣れる」足がかりにするもよし!追加工によって完成品とはひと味もふた味も違う、自分だけの格好良いモデルを作れるのも大きな魅力です。

追加工によって自分だけの格好良いモデルを目指せるのは手を動かすモデラーの特権です。素性は悪く無いキットですから、その特権を行使するにはもってこいのこのキット。完成品も発売されるようですが、手を動かすのが好きな人には是非ともオススメしたい製品です。

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2017/07/22

アルモデルの加藤4トン【標準型・ショートボディ】のすゝめ

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前回の記事からおよそ1年、加藤4t再びです!
前回は2社の製品比較でしたが、今回はアルモデルの独壇場です。前回との1番の違いはそう、塗装が「緑」になったこと!!!

え、そうじゃないって?きっと興味のない人からしたら、そんなもんだと思います。

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冗談はさておき、1番の違いは動力装置を軌間が6.5mmのパワーマックスに変更したことです。
これにより、ラジエターが後退し、より格好良くなった4トン機でもキャブ内を潰すことなく動力化する事が出来ました。例によって製作途中は「アルカトウ4トンこと、アルモデルの加藤4tを乙(6.5mm)仕様で組む!【完成】 - Togetterまとめ」にまとめましたので、こちらを参照してください。

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もう一点、試みたことがあります。
それは「線を細くする」こと。単純に、線が細い方が細密に感じるだろうということで、今回はボンネットの長い手すりとラジエター保護棒にφ0.2の洋白線を使ってみました。

と書くのは簡単なのですがこれが実に大変で、そもそも0.3〜0.4くらいの線材用に穴が開いているので、綺麗に揃えてハンダするのは至難の技!保護棒に至っては線材をだいぶ無駄にして漸くといった具合。細密感は抜群ですがオススメはしません。

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サイドビュー。
軸箱周りは油が染み出すだろうとか、裾は砂埃がつくだろうと、いつも通りの軽いウェザリングに留めています。今回のイメージは『新車の風情』新しいものって最初はみんな丁寧に扱いますよね。そのうちに汚れ、使用感に溢れてきた『現場の風情』をまとった姿も素敵ではありますが、今回は他の思惑もあってこのような姿に。

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そうそう、屋根は着脱式です。こうしないと椅子の塗り分けが出来そうになかったのと、運転手も乗せられないという事情があって、こうなりました。よくよく調べると背もたれのない個体も多かったようです。

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やはり運転手が居ないとちょっと寂しいですね。先日、ようやく人形を買って来る事が出来ましたので、近いうちに塗って乗せようと思っています。

2017/05/21

貨物側線のヌシ・ワールド工芸の半キャブを組む

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貨車移動機の定番「半キャブ」
かつては全国どこへ行っても見ることが出来たようですが、平成生まれの私は残念ながら数えるほどしかその姿を見たことがありません。しかし、そんなことは模型を作る上では関係ない!好きだから作る。否、作りました!

例によって製作に関してはこちら「ワールド工芸のリニューアル版・半キャブ(ロッド無し)を組む!【完成】 - Togetterまとめ」にまとめましたので、こちらをご覧ください。

この半キャブは協三製の10t機で、その整備重量はかの有名な木曽のキャブフォワードと同じです。また、協三製の10t機といえば以前作ったこちら「ワールド工芸の協三10t貨車移動機を組む - トロリーポール」とも被っていたりします。

前回はちょっとニッチな形態でしたが、今回は違います。あの半キャブ。そう、かの有名な半キャブ!(しつこい) 全国どの地方でも(多少の装備の差に目を瞑れば)サマになるオールラウンダー。否応にも気合が入ります。まぁ、気合の割には微妙な部分もありますが、第2第3の半キャブまではキットを確保しているので、そこを乗り越えたグレードアップ半キャブをいずれお目にかけることが出来るかと思います。

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さて、この半キャブですが、さすが全国各地に散っていただけあって、細部に目を向けると様々な形態の個体がいたことが分かります。製造時期による差であったり、環境からくる差であったり。たとえば雪国であればスノープロウや旋回窓を装備したもの。屋根の低い箇所や、屋外での使用が少ないからか、排気管が短く改造されていたり、屋根よりも先の部分が外されているものも。ステップの取付部が端梁の表に出ているもの裏に付けられているもの。輸送時のワイヤー固定用フックがあるもの無いもの。掴み棒の先端形状。貫通ブレーキを備えた個体や、旅客列車牽引用に走行部分に手を加えられたものなど、挙げはじめれば枚挙にいとまがない、実に選択の余地に満ちた楽しい車両です。この辺は、いわゆる大量生産された国鉄型の車両、103系や113系などに通じるものがあると思います。ただ1つ違うとすれば、しっかり管理されたあれらの車両のような記録が残っていないことでしょう。私が不勉強なだけかもしれませんが、全国に半キャブと呼ばれた車両が全部で何両いたのか、その正しい数すらわかる人は居ないと思います。

そこが産業用車両の面白いところであり、醍醐味であります。なぜか。答えは簡単です。どんな形態で作ろうが「どこかに居たかもしれない」という浪漫を秘めているのです。これって凄いと思いませんか? まぁ、世界の鉄道やナローの世界では珍しいことでも無いのですが、この感覚は特定番号モデリングではなかなか味わえないかと思います。

無論!特定番号というか、特定の個体を調べあげて再現するのも良いと思います。現に私も、次から作る半キャブは思い入れのある特定の個体を再現して製作する予定です。ここはもう作り手の「自由」ですから、買った人が好きに楽しめば良いのです。

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最後に1つ、これだけは申し上げたい。この半キャブ、上回りが超格好良い!プロポーションが抜群です。下回りだけはコストの問題かシルエットが少々残念ですが、さほど高いキットでもありませんから仕方のない所でしょう。気になるなら作り直せば良いのです。

半キャブが好き!半キャブの模型が欲しい!そういう方にはこのキット以外の選択肢は無いと言っても過言では無いでしょう。少々組むのは大変ですが、その苦労にしっかり応えてくれる良いキットです。おすすめです。
2017/04/23

ナローってよくわからない話

「ナローってなに?」
「Nゲージと何が違うの?」
「HOなのに線路はNゲージってどういうこと?」

ナローゲージャーなら1度は訊ねられたことがあると思います。
ナローを知らない人に、ナローの模型がどういうものなのかを伝えるのは案外難しく、私はとりあえず「本物がすごくちっちゃい車輌の模型なんですよ」と説明していますが、はたしてちゃんと伝わっているのやら……正直疑問です。
それに、この説明ではHOなのに線路がNゲージであることや、なぜNゲージとは違うのかは全く説明できていません。
そこで、あくまでも自分用ということで、ナローに係るスケール(縮尺)とゲージ(軌間)の名称をまとめておこうと相成った訳です。
そうして、とりあえず出来たのが下の図です。

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なるほど分かりづらい!
基本的には製品が手に入るものに絞りましたが「これは入れておいてほしい!」という声も反映したので、一部例外があります。同様に、日本では知られていないので省略したゲージも存在します。また、ナローを作るのが困難な小さなスケールも割愛させて頂きました。1/35の鉄道模型は一般的ではありませんが、ミリタリーが好きな方なら承知の通り、ミリタリー系のメーカーから数多くの小物やフィギュアが発売されており、可能性として非常に興味深いので表に加えました。名称はまだ無いので、仮にタミヤからあやかってMMとし、後ろにフィート数を加えました。

ここからが本題。
お叱りは覚悟の上で、ゲージ論で必ず揉める話題に触れていきます。
一度は耳にしたことがあるかもしれません「16番とHOは違うよ」という話。

私はその違いも分かりますし、もちろん混同して良いと言うつもりもありません。しかしその一方で、なぜ分けなければいけないのか、同じで良いじゃ無いか、私は気にしない。という人の気持ちもまた理解は出来ます(同意ではありません)。

それを踏まえた上で、間違いも含めNナロー、HOナロー、Sナロー、Oナローと呼ばれた場合に示すことが多いと思われるマスをそれぞれ赤、黄、水色、青で塗りつぶして見たのが次の図になります。

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猫屋線(JMk)はHOナローではない。たしかに呼称的にはそうなのですが、HOナローと同居出来るか?と訊かれたら、これは人によってはイエスになり得ると思います。OO9も同様でしょう。だからこそ、呼び分けることに抵抗のある人もいる訳で、これは正反対の主張ですから決着がつくことはないでしょう。この議論は望むところでは無いので今回に限らず私は触れないつもりです。

最後に見るのはプロトタイプとなる実物のゲージを当てはめたらどこに当たるのか。
世界基準で標準軌(1435mm)、日本に多い軌間としてサブロク(1067mm)、ニブロク(762mm)をそれぞれ赤、黄、緑で塗り分けてみました。

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プロトタイプが同じ軌間のはずなのにスケールが違ったり、ゲージが違ったり、16番とHOに限らず、結構適当なんだなぁ〜というのが個人的な印象です。これじゃあ勘違いが起きるのも納得というか、少し違う呼び方をしたからと目くじらを立てられれては初心者の方や大らかな方はたまったものじゃ無いでしょう。

そもそも、こうして表にまとめる契機になったのは、ツイッターでとあるフォロワーさんが「ナローって色々ありすぎてよくわからない」と言っていた事でした。それならせめて名前を見かけた時に、その模型がどんな縮尺に基づいて作られたものなのか、分かりやすい調べられる表くらいこさえておくのが、使命とまでは言いませんが、私が先達としてせめてもの出来る事かなぁと思った次第です。

人によっては、好き勝手に色々な呼び方を付けやがって!と思う向きもあるでしょう。しかし、その1つ1つの呼称の裏には、それぞれの理由や歴史がある訳で、あくまで私個人としては、分かりづらいからと言ってそれらを無かったことにするのはいかがなものなのかな?と思います。

という訳で、他の人が何をどう呼ぼうと構いませんが、私は極力上記の表に乗っ取って、あるいは包括的な表現(例えば9mmナローとか)で呼ぶことにしようと思ってるよ、というお話でした。


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