2016/12/31

今年作ったもの

とりあえず見て行きましょう。

CaHMwn_UUAA-PEe.jpg
まずは去年からの積み残し「生まれ変わる客車」セット。
木造客車が淘汰される最中に製作された宣伝映画にかけて22000系列と31系列と60系列が混在する編成を再現しよう!と、GMとIORI工房のキットにカトーの塗替え品を加えて形にしました。

CcO8z0MUkAEcG7F.jpg
今年つくった中で、ある意味ターニングポイントとなった車両、シーライオン工房の10HPコッペル。モーターが存外に非力で、現在はギヤードモーター換装を目論んで分解したまま放置されて居ます……。

CcxXIRnUsAAx-ar.jpg
作ると言ったからには作らないとあかんだろうと組み立てたIORI工房の「フハ」
少し心残りがあり、来年リベンジしたい所です。

CedkWzwWsAAPeSc.jpg
頼まれて作ったワールド工芸の極初期のC55流線。気分転換の手抜き仕様。

ChDvqkkU4AA7dS1.jpg
鉄道模型市で完成品にすれば需要あるのかな?ととりあえず作ってみたIORI工房の精密仕様の地方に流れた古典客車。当日の売れ行きはさっぱりで、知り合いの方に買って頂いたほかは手元に残る事に。後日ヤフオクに出品したら思いのほか高額で落札され驚きました。有り難い話です。

Ci0-gzeUkAAzrjF.jpg
Ci0-hFvUoAAUkcE.jpg
アルモデルとワールド工芸の加藤4t。いつか石灰軌道をモチーフにパイクでも作りたいなぁと思い作ったのですが、その後、乙の世界にいざなわれ、これがあるうちは踏ん切りが着かない!というわけで2両とも手放すことに。普通に売るつもりだったのですが、結果として2両とも知り合いに引き取って頂きました。これまた有り難かったです。知り合いに「欲しい!」と言われるのは嬉しいものです。

Ck1AuNxUgAQFoyG.jpg
加藤シリーズの続きで2.5t機。シーライオンと高塚営林署のキット組みです。

CmX8gdBUsAAN-aM.jpg
左は再塗装のみのホイットコム2両。右はワールドのイベント企画品で、あんなに安いのに売れ残ってるのは勿体ない!というわけで、組み立てレポートしたらいくらか売れるのではなかろうかと作ってみた次第。私の影響があったのかは疑問ですが、その後ほどなくして完売したようです。めでたしめでたし。

Cp_ITK9VMAE9dbQ_201612312151430b8.jpg
今野さんのコッペル30HP。これはシーライオンの10HPコッペルを氏に見せた所「思い切り作って欲しい」と託され頑張って作った1両。スタイルも良く走りも良いのでお気に入りです。

Ct6zCu_VUAEkrKE.jpg
ワールド工芸の貨車移動機。フハと同じくやるといったからにはやらないと!と作り始めたら、なぜか気合いが空回りして車内まで作り込んでしまった1両。

CvbtqW0VIAAywfZ.jpg
トーマモデルワークスの頸城2号コッペル。頸城としての作例は現役・保存仕様ともに優れた作品があるので、どうしたものか……。そうだ、いっそ海外に渡ってもらおう!というわけで製糖工場風の塗装にしちゃいました。走りが素晴らしく、現在では絶版なのが惜しい製品です。

Cw9wnodUQAABA7Z.jpg
今野さんのキット第2弾ポーターB-SS-Kです。先のコッペルと同じく製糖工場風。これまでポーターはいまいち食指が伸びなかったのですが、いざ作ってみると格好良く認識を改めました。

CxzG5CDVIAUc3CS.jpg
その名は屋台自転車?その製糖工場風機関車に合わせて父がパイクを作る事になり、是非に欲しいと言われて作ったもの。後ろ半分と車輪はワールド工芸の自転車キットで、屋台部分は真鍮で自作しました。鉄道車両ではありませんが、苦労したぶん思い入れのあるアクセサリー。

20161231225514b35.jpg

製糖工場には欠かせないケインカー。ワールドの駒形鉱車の下回りと角線を使ってでっち上げ。積み荷は父が載せました。

CxzFMnnUQAAeqBM.jpg
ワールド工芸の1100形機関車。Nで随分昔に発売された製品を持て余していた所、有り難くも引き取り手に恵まれ、希望に従い塗完にして納入しました。金欠ゆえだったのでとても助かりました。ありがとうございました。

C0Yd7W6VEAE3K5d.jpg
こちらは新発売の1100。こちらも旧1100と同じ運命を辿りました。これからはきっと2両で仲良く活躍してくれる事でしょう!

C1AUgqnVIAAUgCk.jpg
最後はアルモデルの協三2両。トミーテックの猫屋線発売に合わせ、これは合わせたら楽しいぞ!という松本工作所さんのツイートを見かけて「これだぁ!」とばかりに便乗して作ってみたもの。ローズピンクはおすすめです。京浜東北線のブルーはダサかったのでおすすめしません。

とまぁ、いっぱい作ったような、そうでもないような……。消化した以上にキットを購入しているので積み(罪)は減るどころか増えました……。今年中に完成させたかったネタをいくつか積み残してしまったので、年始はその消化からはじめようと思います。

今年も多くの人に出会い、お世話になり、ありがとうございました。
それではみなさま、良い年を!
スポンサーサイト
2016/01/16

現代のグリ完をいじる〜東武6050形〜

エコノミーキットこそがGM!とは思うものの、完成品でも出来がよければ欲しくなるのが人情というもので……。

今回手に入れたのは、他でも無いGMの完成品。モノは東武の6050系で、品番にすると基本セットが<4560>、増結セットが<4563>。

基本セットのケースは4両ぴったりしか入らないし、増結に至っては粗末にもほどがあるビデオケース。クーラーのモールドは浅く、しかも未塗装。行き先も車番も印刷済みで選べず、側面の行き先は別売りのシールで対応。そのシールは4両分で1枚1300円(6両なら2枚必須)

とまぁ、不満を上げればキリが無いものの、それを補って余りある的確な印象把握、綺麗な塗装、アクリルにも引けを取らない透明度の窓ガラス。実際に手にするまでは、漠然と、数ある製品の中で一番値段が高く、その分かはさておき仕上がりの良い製品という認識だったのですが、なるほど値段相応の出来の良さです。

こういう製品は気になる部分にちょっと手を加えれば見違えるものですから、買った熱が冷めて棚の肥やしになる前に手をつけようという魂胆です。

RIMG0203.jpg

まずは完成写真をば。工期は10日ほどで、思ったよりもかかってしまいました。加工、というよりもほとんどが塗装なのですが、それもほとんどが2番煎じなので軽い紹介に止めましょう。

まず、今回大いに参考にさせて頂いたのがこちらの記事です。クーラーや幌の色に関してはこちらを見ていただくとして、それ以外の部分を列挙すると以下の通り。

・無線アンテナはねずみ色1号(ガイア)で塗装
・避雷器に加え、パンタ強制上昇装置(ペアーハンズ)を取付。共に塗装は「灰色9号(GM)」
・パンタは黒サフの上にシルバー(Mr.カラー)を塗装
・クーラーの金網にタミヤの墨入れブラックで墨入れ
・床下機器はダークグレー(GM)で塗装
・先頭に立つクハの幌のみトレジャータウン製に交換
・幌の塗装はエアブラシで行い、グレーの部分は後からねずみ色1号(ガイア)で塗装
・貫通扉の窓にボナファイデのアクリル窓を取付
・実車の出場時期に合わせてウェザリング(床下はハンブロール#62・屋根はジャーマングレー(Mr.カラー)とパンタ周辺のみ黄サビ(ガイア)を混ぜて塗装)

この通り、大したことはしていないので、今回は最後のウェザリングを重点的にまとめておきたいと思います。

RIMG0204.jpg

まずは今回のプロトタイプについて。車番は印刷済みなので、製作する時期を定めてこちらで調べ、出場時期からどれくらい経った状態にすれば良いのかを特定しました。

私が作りたいのは「快速」幕が赤文字の時代で、1編成は出場して間もない状態にしたいことと、妻板の帯塗装が省略されていることから、必然的に2004年6月〜に絞られました。そうして定められた経年が次の通り。

6157F 2004/6(重要部)→出場後間もない状態
6165F 2003/7(全般)→出場後約1年経過
6176F 2004/2(全般)→出場後約4ヶ月経過

これに合わせて汚れ具合を調整すれば良いわけです。結果から言うと、6165Fは入場寸前(3年近い)、6173Fはその半分くらいの雰囲気になってしまい、少々……いや、だいぶやり過ぎてしまいました。(東武車の屋根は入場前でもこんなに汚れていません!)

気を取り直して、まずは出場直後がどの程度きれいなのかを知る必要があります。

全般・重要部検査の出場後は基本的にはピカピカの状態なのですが、どこまで再塗装されているかは各社によって異なります。東武の場合に絞ると、床下は全塗装。重要部検査でも車体妻板の帯が塗りつぶされていた事から、車体も再塗装されていると思われます。そして屋根が曲者で、パンタは再塗装、クーラーキセ、屋根全体、ベンチレーターは洗浄のみ。のようです。

ここまで分かればあとは実践のみ!
実写の画像を頭に焼き付け、薄めのジャーマングレーが入ったエアブラシ片手にいざ勝負!その結果が上の画像です。

RIMG0199.jpg

それだけでは流石に端折り過ぎなので、少し捕捉すると、隅っこなどの濃くしたい部分は組み立てる前のバラバラの状態である程度吹き付けておくと失敗が少ないです。なので、今回は1回目はクーラー等と屋根、パンタを別々に。乾燥したら、パンタ以外を組み立てて側面をマスキングして2回目と2段階に分けました。その2回目をする直前が上の状態です。

RIMG0205.jpg

クハの前面は、2パンタ車のパンタと対面する事があることからオデコを少しだけ汚しています。

RIMG0206.jpg

続けて前面の幌!左が純正部品で、右がトレジャータウン製品(2個1000円)です。トレジャーの部品はディテールは良いのですが、些か枠が細すぎるのと、上下に寸足らずなのが玉に傷です。純正部品の方が枠が太い分、塗り分けると映えるので、この辺は好みで選ぶと良いと思います。純正部品も案外悪くないです。

接着は悩みどころですが、ゴム系接着剤は何となく苦手なので、純正部品はマスキングテープで仮止めして下からタミヤの流し込み接着剤で。トレジャー部品は美透明接着剤というものを使って止めたあと、マスキングテープで乾燥するまで押さえるついでに気休めでタミヤの流し込みも流しておきました。

RIMG0207.jpg

最後に床下。ダークグレーで塗装した後は、特に特筆する事も無いくらい、全体的にまんべん無く汚れていたのでそのまま全体的にハンブロールを吹き付けています。もう少し濃い茶色でも良かったかもしれませんが、まぁ良いでしょう。

車内のクロスシート部品は窓割りに全く合っていなかったので思い切って外してしまいました。そのうち気が向いたら自作しようと思います。カプラーはとりあえず中間のみカトーカプラーに変更しましたが、M車はカプラーポケットの位置が違うせいで、連結間隔が広くなってしまっています。ここも近いうちに何とかしようと思いますが、とりあえず保留。

かくして、妥協箇所は多々あるものの、とりあえず憧れの快速電車がモノになりました。まとめられるケースが無いので近いうちに仕入れてくる事にしましょう。

明日は手が止まっている旧客を再開し、手早くまとめて次に移ろうと思います。
2015/11/24

ワールド工芸のC51を作る 6(完)

RIMG0158.jpg

突然ですが無事完成しました。単体では寂しいので何となくカトーのC62と並べて記念撮影。やっぱりC62は大きいですね〜。

前回の後は、写真はありませんが工程だけ簡単に書き残しておこうと思います。
下地処理は「マッハ模型のブラスクリーン」で除錆した後、「モデル8のポリッシュパウダー」で表面研磨、「緑色のマジックリン」で脱脂、プライマーと本塗装は「いさみやのカラープライマー(黒)」の1度塗りで済ませ、トップコート等は行っていません。なお、動輪とスポーク車輪は輪心の光沢が目立つので、マジックリンで洗浄する際に一緒に脱脂して同時に塗装しています。
ロッド類の組立に特筆すべき点はありませんでしたが、ロストワックス製の金色に輝くクロスヘッドの部品は流石に違和感があるので、ハンダメッキを(組立済みのピンに回らないよう注意しつつ)行いました。
汽笛、ナンバープレートの接着は30分硬化タイプのエポキシ接着剤で、ヘッドライトの銀色はその辺にあったMr.メタルカラーのアルミ、レンズははめ込んだあと表からエナメル塗料のクリアを差す事で固定を兼ねました。

以下、完成写真です。

RIMG0153.jpg
RIMG0152.jpg

まずは全体像。テンダードライブはイマイチ迫力に欠けるような気もしますが、こうしてみるとシルエットは流石に良いです。写真では伝わり辛いですが、動輪を動かすとスポークの向こう側が透けるあの雰囲気はエンジンドライブではなかなか再現が難しいかと思います。

RIMG0160.jpg
RIMG0162.jpg

続いてボイラー部分。少々歪んだりしていますが、パイピングの参考になれば幸いです……。

RIMG0154.jpg

前面どアップ。こうして見ると歪みが良くわかりますね……。向かって右側のデフは、下まわりの調整中に落下した衝撃でフロント側のステーが取れて少し歪んでしまいました。フロントのビームが水平になっていないのは、ステップを取付ける際などに手こずった時に歪んだものと思われます。無念。

RIMG0163.jpg

給水温め器。スマートな車体に似つかわしく無いむき出しの配管が7本出ていますが、個人的にはそのギャップもC51の大きな魅力の一つだと思っています。苦労した箇所でもあり、こうしてみると自然に顔がにやけてきます(笑)


最後に一点、このキットの組み立てにあたっては「Nゲージ蒸気機関車」さんの組立記事を全面的に参考にさせて頂いたことを、感謝も込めて書き添えて、この記事を締めたいと思います。

前回までの記事一覧
ワールド工芸のC51を作る 1
ワールド工芸のC51を作る 2
ワールド工芸のC51を作る 3
ワールド工芸のC51を作る 4
ワールド工芸のC51を作る 5
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。