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2018/04/22

ESUのLokSoundがアツい!〜DCCに手を出した話〜

ブログではご無沙汰です。
もうご存知の方も多いと思いますが、ついにDCCに手を出しました。

そして何故か、LokProgrammerの入門書もどきを作っていました(笑)
とりあえず、そのリンクを貼っておきます。ダウンロードはもちろん、複製、印刷、配布、OKです。むしろ歓迎です!
ただし、内容の改変や、(売れるとも思えませんが)テキストの販売、転売などの商業利用はご遠慮ください。
(ESU製品の販促に使用するのはOKです)

ESU LokProgrammerスターターガイドv1.02

話を戻して、こうなった経緯を辿っていきましょう。
そもそもDCCに手を出した理由は大きく分けてふたつあり、それはズバリ……

「リアルなサウンド」
「マグネットを用いない連結器の自動解放」

です!特にサウンドに関しては、こう言っては先人に申し訳ありませんが、鳴らないよりは鳴った方が良いという感じの、実車をなんとか彷彿させる程度の音なイメージでした。が、見て見ぬ振りをしているうちに進化を遂げ、いつの間にかサウンドデータのシーケンスを自由に編集する環境まで用意されているではありませんか。もうビックリです。

一例を挙げましょう。電車などには欠かせないコンプレッサー。駅に止まると回りはじめたりするアレです。あれの動作音が鳴るタイミングを、実車さながらに出来るのです。

と言っても、それだけでは意味がよく分かりませんよね。もうちょっと突っ込んで説明しましょう。


「空気圧力(MR)に見立てた関数を使い、コンプレッサーの動作時間を制御。それと合わせて、空気を消費する動作(ファンクション)に応じて関数を変動させる」


こうするとどうなるかは説明するまでも無いでしょう。
ドア開閉音を何度も鳴らせば、それだけ早くコンプレッサーが回り始めます。エアタイフォン、ブレーキ、漏気、様々な動作に応じてコンプレッサーの動作するタイミングが変わります。動作中にドア開閉を繰り返せばいつまでもコンプレッサーは回り続けます。これ凄くないですか?

これはあくまで一例です。その関数を、空気の代わりに蒸気圧に見立てて使用すれば「エンコする機関車」なんてものも出来るはずです。

そんな事が出来るデコーダーってどこのヤツや!となれば、それがつまり表題に挙げた「ESU LokSound v4.0」なのです。

このデコーダーは高性能なためか、他社製品に比べるとちょいと高価です。でもそれだけの価値はあると思います。サウンドに関してなら、上記のような動作シーケンスのみならず、走行速度とサウンドの調整や、音の差し替え、ファンクションの多さ、スピーカーのアンプ性能、どれを取っても他社に劣る部分はないでしょう。とても魅力的です。

しかし、つい最近までその存在を私は知りませんでした!それは私が興味を持とうとしなかったの大いにあると思いますが、それだけではなく、ノウハウを公にしない人も多いからでは無いのかな?と。改めて調べてみれば、楽しんでいる方は少なくないようで、中にはサウンドデータをフリーで公開している方までおられたのにはたまげました。

閑話休題。
そんなLokSoundデコーダーですが、デコーダーとD102のようなコントローラだけでは、当然ですが魅力を引き出すことは、全然、全くと言っていいほど!出来ません。断言できます。大きな売りであるはずのサウンドやプログラムの変更にはLokProgrammer(ソフト)とLokProgrammer(ハード)が必須だからです。

話が繋がったでしょうか。つまり、ESUのLokSoundに手を出すのであればLokProgrammerも知っていた方が良いし、LokProgrammerで出来ることが分かればLokSoundデコーダーを買っても良いかな?と思う人は多い気がするのです。
サウンドのデータ形式は.wavですから、手持ちの音源だって使えます。そして、当のLokProgrammerですが、ハードの値段はD102とほとんど変わりません。ソフトに至ってはなんと無料!(登録も必要ない)
(残念ながらMacOSには非対応)


そんなわけで、すっかりDCCサウンドにハマってしまいました。
自動解放については、もうちょっと形にできたら改めてまとめたいと思います。

今回はこの辺で失礼します。

↓記念すべき私のLokSoundデビュー作。薪を積まないと……

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2018/01/01

2017年を振り返って。

2017年は何をしたのか。
記憶が随分と薄れてきているので、さらに薄れる前にまとめてみました。


1月

1月は、年始早々3日に岳南鉄道、静岡鉄道を訪問、翌4日には未乗であった飯田線を完乗。まさかのカメラのバッテリー充電器を忘れ、何年振りかわからない使い捨てカメラを購入しました(笑)

7日にはアンリさんの個展を見学、10日には置きかえ迫るキハ40を見に烏山線を訪問。

模型の方ではトーマモデルワークスの谷村タイプを2両組みました。1両はヤフオクに出品し、思いがけない高額落札に驚きました。


2月

11日にはフォロワーさんとペアハンを訪問、帰りには初めての「たぬき」呑み。26日には日吉集会がありましたが、模型が仕上がらず飲み会から参加する事態にw 模型は、これまたトーマモデルワークスの宮崎コッペルが完成しています。


3月

11日から13日にかけて大阪神戸旅行。これは12日の神戸集会と、フォロワーさん情報によるPSC・Onシェイ購入が主な目的でした。せっかく行くならと欲をかいて神鉄粟生線や須磨浦公園カーレーターも堪能しました。25 日は池袋芸術祭があり、親父作のサトウキビパイクを出展しています。
模型の方は、そのための自転車屋台やケインカー、先月から持ち越しのオハネ3501が完成しました。


4月

1には大好きであった東武快速廃止の報を受け、高校からの友人と乗り納めに。間も空けず、4日には伊勢崎線系統のローカル線撮影と、今や伝説の(?)駒形石灰専用線の機関車へ会いに行っています。
29日には浅草・鉄道模型市にフォロワーさんと共同出展。明らかに転売目的では?という方々が開場前にめぼしい物を全て買われるという失態は今だに悔やまれ、そうならないよう工夫するべきでした。


5月

2日から3日にかけ、フォロワーさんと湊線、足尾駅の保存活動を訪問。半キャブやタキに興奮しつつ、午後は足尾保存館で復元フォードをはじめナロー分も摂取し大満足の旅になりました。

模型の方は、アルカトウ4tと半キャブを仕上げ、28日の日吉集会で、今度は無事に本会場で披露することが出来ました。


6月

3日から9日にかけて、奈良線〜明延〜生野銀山〜北近畿タンゴ鉄道〜加悦SL広場〜木次線〜芸備線〜広電〜西条〜岡山電軌と撮影旅行。明延では念願の一円電車の面々との対面を果たし、出雲坂根では湧き水に舌鼓をうっていたらツバメがいて驚いたり、広島ではフォロワーさんと楽しいひと時を過ごして、これまた念願の3100形を乗って撮って、西条では引退が囁かれるEF67の姿を目に焼き付け、〆は岡山の外観とは裏腹に中身は個性派ぞろいな岡山の路面電車を堪能。なんとも贅沢な旅行を楽しみました。
興奮も冷めやらぬうちに17にはには那珂川の通称「秘宝館」をフォロワーさんに連れられて訪問。1日ではとても見きれない量と、なんとも言えぬ塗装や改造を目の当たりにしてなんとも複雑な気持ちに。でもまぁ、一回は行く価値があると思います。

模型では大の苦手なプラ工作に勤しんでいる月で、日車Cタンクを完成させキヤで苦しんでいます。


7月
1日には8BANSENを初訪問。一月も経たぬうちに広島で会ったフォロワーさんと再会を果たし、間髪入れず鶴見の飲み会へ。翌2日はJNMAに参加。7日はまたまたフォロワーさんと秩父を訪問、影森のDLにはじまり三峰口の公園経由で最後は温泉に。帰り道では気になっていた道楽ぼーずに立ち寄りました。
10日はには快速に取って代わったリバティに、一緒に快速乗り納めをした友人と乗車。前回は若松からとんぼ返りしたのですが、今回はそのまま郡山に抜けて水郡線で帰って来ました。

8月

Zugの西武101のためもあり、3日は流鉄へ取材小旅行。
頼まれ物をJAMで渡すべくプリマウスを仕上げ、ひょんなきっかけで妙典は阿亮鉄道模型社を訪問。勢い余って注文したキット代金を捻出すべく、2つ買ったそのキットの1個を大急ぎで作り売りさばいています。例の「かもめ号」です。
22日にはフォロワーさんと流れカワウソを見に行きました。理由は言わなくても分かりますねw


9月

軽便祭で新作ゼロは悲しい!というわけで、トーマモデルワークスの亀の子ポーターをサクッと仕上げ、これまた中々会えないフォロワーさんに頼まれたやまばとDLも合わせて仕上げています。
その間にも、10日にはフォロワーさんの誘いに乗って高崎の上信車庫公開へ赴いたり、20-21日には水郡線の中ほどにある父方の実家へ帰省。なにかとバタバタしています。


10月

先月30日の前夜祭からの軽便祭。祭板の即完売からのヤフオク転売を見かけてちょっとモヤモヤしたり、それがきっかけで少々嫌われもしたようですが、後悔はしていません。
駄目だと分かりつつも、やっぱり欲しくて限定品をプレ値で買い求めたり、それがために始発で行列に並んだり、この件と直接的には関係ないのですが「限定商法」は大嫌いなのですよ。普通に売ってくれれば、こんな思いはしなくて済むのに……。このままでは折角の「好きなもの」が「嫌いなもの」である「限定商法」に犯される気がして、黙ってはいられなかったのが正直なところです。
5日にはリニューアルされた市電保存館と、そのときTLで教えてもらって初めて存在を知った浜マーケットを訪問。21日は蒲田の催事に行き、26日にはデトを取材。27日から31日にかけてはKKCの総会にかこつけて福島交通飯坂線や仙台のフォロワーにも会いました。那須りんどう湖のスイス鉄道が廃線になっているのには凹みましたが、どちらかと言うと目に見えないものを多く得た旅行でした。


11月

3日には、一緒に流れカワウソを見に行ったフォロワーさんと、その知り合いの方について行って入間航空祭へ。人生初のブルーインパルス見学。あの方面は門外漢ですが、それでも「すげぇ!」と感動しました。一見の価値アリです!もっとも、自分はそれ以上に輸送機の飛行に興奮していましたw
26日には年内最後の日吉集会があり、それに合わせて城東電軌の加藤UDLを組み立て、翌27日にはフォロワーさんと港湾局の廃線跡巡りへ。


12

9日から10日にかけてロムニー鉄道と花月園の運転会へ。その後は大急ぎで親父にも協力してもらってNと16番の撮影用展示台を作成、
22には作品撮影会を行いました。参加者の皆さまありがとうございました。これは「最近の鉄道模型雑誌はどうも面白くない」「だったら自分で作ればいいじゃん」という売り言葉に買い言葉がきっかけで雑誌をつくるための企画でした。今は少々燃え尽きているのですが、1月からは本格的に制作を開始します。思いがけない早さでDCCへ投資することになり、そのための時間や印刷費の関係もあって、発行は少々遅れる見込みですがご容赦ください。春には出せたらいいな!


仕掛かり品としては、東武7800、スライスチーズ、Onシェイ、デトなどがあり、2018年内には完成させたいところです。
ここを書いている時点で年越しちゃいましたw
色々と至らぬ若輩者にもかかわらず、付き合ってくださる方が多くいることは感謝の念に堪えません。来年も、ではなく今年も!になりますが、何卒よろしくお願いします。
2017/04/23

ナローってよくわからない話

「ナローってなに?」
「Nゲージと何が違うの?」
「HOなのに線路はNゲージってどういうこと?」

ナローゲージャーなら1度は訊ねられたことがあると思います。
ナローを知らない人に、ナローの模型がどういうものなのかを伝えるのは案外難しく、私はとりあえず「本物がすごくちっちゃい車輌の模型なんですよ」と説明していますが、はたしてちゃんと伝わっているのやら……正直疑問です。
それに、この説明ではHOなのに線路がNゲージであることや、なぜNゲージとは違うのかは全く説明できていません。
そこで、あくまでも自分用ということで、ナローに係るスケール(縮尺)とゲージ(軌間)の名称をまとめておこうと相成った訳です。
そうして、とりあえず出来たのが下の図です。

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なるほど分かりづらい!
基本的には製品が手に入るものに絞りましたが「これは入れておいてほしい!」という声も反映したので、一部例外があります。同様に、日本では知られていないので省略したゲージも存在します。また、ナローを作るのが困難な小さなスケールも割愛させて頂きました。1/35の鉄道模型は一般的ではありませんが、ミリタリーが好きな方なら承知の通り、ミリタリー系のメーカーから数多くの小物やフィギュアが発売されており、可能性として非常に興味深いので表に加えました。名称はまだ無いので、仮にタミヤからあやかってMMとし、後ろにフィート数を加えました。

ここからが本題。
お叱りは覚悟の上で、ゲージ論で必ず揉める話題に触れていきます。
一度は耳にしたことがあるかもしれません「16番とHOは違うよ」という話。

私はその違いも分かりますし、もちろん混同して良いと言うつもりもありません。しかしその一方で、なぜ分けなければいけないのか、同じで良いじゃ無いか、私は気にしない。という人の気持ちもまた理解は出来ます(同意ではありません)。

それを踏まえた上で、間違いも含めNナロー、HOナロー、Sナロー、Oナローと呼ばれた場合に示すことが多いと思われるマスをそれぞれ赤、黄、水色、青で塗りつぶして見たのが次の図になります。

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猫屋線(JMk)はHOナローではない。たしかに呼称的にはそうなのですが、HOナローと同居出来るか?と訊かれたら、これは人によってはイエスになり得ると思います。OO9も同様でしょう。だからこそ、呼び分けることに抵抗のある人もいる訳で、これは正反対の主張ですから決着がつくことはないでしょう。この議論は望むところでは無いので今回に限らず私は触れないつもりです。

最後に見るのはプロトタイプとなる実物のゲージを当てはめたらどこに当たるのか。
世界基準で標準軌(1435mm)、日本に多い軌間としてサブロク(1067mm)、ニブロク(762mm)をそれぞれ赤、黄、緑で塗り分けてみました。

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プロトタイプが同じ軌間のはずなのにスケールが違ったり、ゲージが違ったり、16番とHOに限らず、結構適当なんだなぁ〜というのが個人的な印象です。これじゃあ勘違いが起きるのも納得というか、少し違う呼び方をしたからと目くじらを立てられれては初心者の方や大らかな方はたまったものじゃ無いでしょう。

そもそも、こうして表にまとめる契機になったのは、ツイッターでとあるフォロワーさんが「ナローって色々ありすぎてよくわからない」と言っていた事でした。それならせめて名前を見かけた時に、その模型がどんな縮尺に基づいて作られたものなのか、分かりやすい調べられる表くらいこさえておくのが、使命とまでは言いませんが、私が先達としてせめてもの出来る事かなぁと思った次第です。

人によっては、好き勝手に色々な呼び方を付けやがって!と思う向きもあるでしょう。しかし、その1つ1つの呼称の裏には、それぞれの理由や歴史がある訳で、あくまで私個人としては、分かりづらいからと言ってそれらを無かったことにするのはいかがなものなのかな?と思います。

という訳で、他の人が何をどう呼ぼうと構いませんが、私は極力上記の表に乗っ取って、あるいは包括的な表現(例えば9mmナローとか)で呼ぶことにしようと思ってるよ、というお話でした。


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2016/09/22

25歳になりました

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というわけで、20代前半最後になった完成品をご紹介。
見ればわかる通り、かの有名な30HPコッペルです。
ある集まりで、このコッペルの生みの親に私の他の作品を見ていただく機会があり、その場で最後の一つのコッペルを渡すので思い切り組んでほしいと託され、その後、期待に応えるべく全力で組んだものになります。
よって、これをもって版元の在庫も完全になくなり残るは市場流通分のみ。
そんな事情もあって紹介するのは心苦しくもあるのですが、一つの節目になった作品なので紹介させていただきました。

キット自体はほぼ素組で、ヘッドライトを変えたり、モーターを替えてバックプレートを下に延長、焚口を追加したりはしているものの大したことはしていません。モーターの長さをカバーするために一寸バックプレートが出っ張りキャブ内が狭くなっているのはご愛嬌と思ってください。

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ところで……
来月のはじめには年に一度のお祭り「軽便祭」が開催されます!
そこで展示するべく初めての地面ものを製作中なのですが、全然完成が見えません。正直言ってやばいです。
この後も工作机に向かいいくらか進めようと思いますが、はたして間に合うのか……
結果は軽便祭当日のお楽しみということで、今回は失礼します!
2016/05/10

近況報告

少し気を抜いていたら、ほぼ1ヶ月ぶりの更新になってしまいました……。

巷はゴールデンウィークで連休だったようですが、私はそんなこともなく。
といってもまぁ、忙しかった訳ではなく、業種柄なので仕方ありません(笑)

その少し前、4/29に浅草で鉄道模型市というイベントがあり、知り合いのMさんのブースでお手伝いをしていたりしました。本当はその告知が次のブログ更新の予定だったのですが結果はご覧の通り……^^;

4月中は、せっかく出店側になるのならばと、密かに応援しているIORI工房さんの客車のキットずっと作っていました。

全部で十数両持ち込んだのですが、流石にネタがマニアックすぎたのか、売れ行きは……。
それでも知り合いの方にいくつか買っていただき、手元には4両が残るのみとなったのはありがたいことです。

そんな経緯で作ったペーパー製の客車達を簡単にご紹介をしてお茶を濁したいと思います。

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松尾鉱業 ハフ3
松尾鉱山鉄道で走っていた、多扉コンパートメントの典型的なマッチ箱客車の成れの果て。
非電化時代は4110等のSL、電化後は秩父でお馴染みの箱形ELに牽引されていたようです。

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鹿島参宮鉄道 ハ5
現在は関東鉄道の竜ヶ崎線で走っていた客車。
コンパートメントが一般的な当時に、現代の先駆けとなる貫通式の客室を備えていた旧二・三等合造車。
出自は関西の高野登山鉄道(現在の南海の一部)で、東武鉄道を経て入線した来歴の持ち主。
国鉄払い下げの気動車の導入と前後して廃車されているため、主に同線のCタンク機関車に牽かれていたものと思われます。

そのものずばりな機関車の製品はありませんが、ワールドの南薩や三井埠頭のCタンク蒸気が似合うでしょう。

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鹿島参宮鉄道 ハ23
同じ鹿島参宮鉄道でも、現在では廃線になってしまった鹿島鉄道の鉾田線に所属していた車両。
戦時中の輸送量増大に伴って五戸鉄道から購入したお古。書類上は昭和4年製とあるものの、その姿は明らかにそれよりも古い時代のもので、車内と台枠の銘板、また同型のハ22の軸箱にも1884年製の銘があることから、中古品を化粧直ししたものを五戸鉄道が新車として購入した車両のようです。

こちらはそのものズバリの機関車(クラウス1400形)がワールド工芸から発売されているので、お好きな方にはぜひとも機関車とともに並べてみて欲しい所です。

参考文系
消えた轍(2)
レイル(No.14)
私鉄車両めぐり特輯(第一輯)

coming soon……
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