2016/01/23

残雪の秩父鉄道

(今回は画像を大きめにしてみました。是非クリックして大画像で見てみてください!)

先週の17日から18日にかけて、珍しく……といえるかは微妙ですが、関東地方に雪が降りました。
19日には雪が残りつつの晴天で絶好の撮影日和だったのですが、無念にも夜勤で会社に釘付け……。それでも諦めきれない私は、雲量予報とにらめっこをしつつ、積雪の多かった秩父地方ならまだ残っていると踏み、明け番のその足で埼玉北部を目指したのでした。

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秩父へ行く前に先ずは大宮で寄り道して野田線をスナップ。大宮公園駅より春日部方面へ10分ほど歩いた場所で、数日前の串刺しパンタのリベンジだったりします。今回は残雪もあってリベンジ成功。

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というのも、目指す武川付近の三ヶ尻線は正午がベストな光線で、しかも予報によれば、雲が抜けるのは昼過ぎ。その予報は見事に的中し、昼頃に現場に着くと、着いた時は晴れ間があったものの、みるみる曇り、1本目の石炭列車は今にも降り出しそうな曇天に。予報によれば、これより武甲山方面はあまり晴れそうにもなく、かといってものすごく雪が残っているわけでも無さそう……ということでこの場所に落ち着いたのでした。

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それから30分ほど経つと、先ほどの雲は嘘のように流れ去り……

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1時間足らずで快晴に!本来は順光である1つ前のショットが本命だった(この向きで撮られた写真はかの「編集長敬白」にも載っている)のですが、こっちの方がお気に入りの一枚に。遠くに山並みがあって雲が浮かび、快晴のなか太陽を背に鉱石を満載した列車が通過していく……至福のひと時でした。

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その後は、これ以上の貨物列車は撮れないと潔く見切って(こういう時は勝ち逃げに限ります!)、一路転身、羽生行きの電車で武州荒木を目指します。目的は元都営三田線のあの車両。全線が長い秩父鉄道では遭遇できる可能性は低く、今まで幾度もフられてきました……。それがどうしたことか、今回は運良く待つこと2本目にしてその姿が!!!先ずは武州荒木駅を発車してすぐのレンガ倉庫を通過際に軽くスナップ。

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ほぼ同じ場所で振り向いて、羽生から折り返してきたところをパチリ!1本目では無く2本目だったので、列車の長さが完璧に分かっていたからこそ何とか収まってくれました。あのタイミングで三ヶ尻線から引き上げた自分を褒めつつ足早に駅へ戻ります。

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武州荒木駅で帰りの電車が向かってくるところをパチリ。斜陽に浮かぶ鉄路はどこで見ても美しいです。

この後は寒さで冷えた身体を温めるべく、羽生からはちょっぴり贅沢をして「りょうもう」号で家路につきました。
秩父鉄道の貨物列車は、HPでこそ公開されていないものの、毎年RM誌の付録や貨物時刻表にダイヤや時刻が掲載されており、一部を除きほぼ確実に運行されています。今では数少ない鉱石列車は一見の価値があり、未見の方には自信を持って訪問をオススメします。

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2016/01/16

現代のグリ完をいじる〜東武6050形〜

エコノミーキットこそがGM!とは思うものの、完成品でも出来がよければ欲しくなるのが人情というもので……。

今回手に入れたのは、他でも無いGMの完成品。モノは東武の6050系で、品番にすると基本セットが<4560>、増結セットが<4563>。

基本セットのケースは4両ぴったりしか入らないし、増結に至っては粗末にもほどがあるビデオケース。クーラーのモールドは浅く、しかも未塗装。行き先も車番も印刷済みで選べず、側面の行き先は別売りのシールで対応。そのシールは4両分で1枚1300円(6両なら2枚必須)

とまぁ、不満を上げればキリが無いものの、それを補って余りある的確な印象把握、綺麗な塗装、アクリルにも引けを取らない透明度の窓ガラス。実際に手にするまでは、漠然と、数ある製品の中で一番値段が高く、その分かはさておき仕上がりの良い製品という認識だったのですが、なるほど値段相応の出来の良さです。

こういう製品は気になる部分にちょっと手を加えれば見違えるものですから、買った熱が冷めて棚の肥やしになる前に手をつけようという魂胆です。

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まずは完成写真をば。工期は10日ほどで、思ったよりもかかってしまいました。加工、というよりもほとんどが塗装なのですが、それもほとんどが2番煎じなので軽い紹介に止めましょう。

まず、今回大いに参考にさせて頂いたのがこちらの記事です。クーラーや幌の色に関してはこちらを見ていただくとして、それ以外の部分を列挙すると以下の通り。

・無線アンテナはねずみ色1号(ガイア)で塗装
・避雷器に加え、パンタ強制上昇装置(ペアーハンズ)を取付。共に塗装は「灰色9号(GM)」
・パンタは黒サフの上にシルバー(Mr.カラー)を塗装
・クーラーの金網にタミヤの墨入れブラックで墨入れ
・床下機器はダークグレー(GM)で塗装
・先頭に立つクハの幌のみトレジャータウン製に交換
・幌の塗装はエアブラシで行い、グレーの部分は後からねずみ色1号(ガイア)で塗装
・貫通扉の窓にボナファイデのアクリル窓を取付
・実車の出場時期に合わせてウェザリング(床下はハンブロール#62・屋根はジャーマングレー(Mr.カラー)とパンタ周辺のみ黄サビ(ガイア)を混ぜて塗装)

この通り、大したことはしていないので、今回は最後のウェザリングを重点的にまとめておきたいと思います。

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まずは今回のプロトタイプについて。車番は印刷済みなので、製作する時期を定めてこちらで調べ、出場時期からどれくらい経った状態にすれば良いのかを特定しました。

私が作りたいのは「快速」幕が赤文字の時代で、1編成は出場して間もない状態にしたいことと、妻板の帯塗装が省略されていることから、必然的に2004年6月〜に絞られました。そうして定められた経年が次の通り。

6157F 2004/6(重要部)→出場後間もない状態
6165F 2003/7(全般)→出場後約1年経過
6176F 2004/2(全般)→出場後約4ヶ月経過

これに合わせて汚れ具合を調整すれば良いわけです。結果から言うと、6165Fは入場寸前(3年近い)、6173Fはその半分くらいの雰囲気になってしまい、少々……いや、だいぶやり過ぎてしまいました。(東武車の屋根は入場前でもこんなに汚れていません!)

気を取り直して、まずは出場直後がどの程度きれいなのかを知る必要があります。

全般・重要部検査の出場後は基本的にはピカピカの状態なのですが、どこまで再塗装されているかは各社によって異なります。東武の場合に絞ると、床下は全塗装。重要部検査でも車体妻板の帯が塗りつぶされていた事から、車体も再塗装されていると思われます。そして屋根が曲者で、パンタは再塗装、クーラーキセ、屋根全体、ベンチレーターは洗浄のみ。のようです。

ここまで分かればあとは実践のみ!
実写の画像を頭に焼き付け、薄めのジャーマングレーが入ったエアブラシ片手にいざ勝負!その結果が上の画像です。

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それだけでは流石に端折り過ぎなので、少し捕捉すると、隅っこなどの濃くしたい部分は組み立てる前のバラバラの状態である程度吹き付けておくと失敗が少ないです。なので、今回は1回目はクーラー等と屋根、パンタを別々に。乾燥したら、パンタ以外を組み立てて側面をマスキングして2回目と2段階に分けました。その2回目をする直前が上の状態です。

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クハの前面は、2パンタ車のパンタと対面する事があることからオデコを少しだけ汚しています。

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続けて前面の幌!左が純正部品で、右がトレジャータウン製品(2個1000円)です。トレジャーの部品はディテールは良いのですが、些か枠が細すぎるのと、上下に寸足らずなのが玉に傷です。純正部品の方が枠が太い分、塗り分けると映えるので、この辺は好みで選ぶと良いと思います。純正部品も案外悪くないです。

接着は悩みどころですが、ゴム系接着剤は何となく苦手なので、純正部品はマスキングテープで仮止めして下からタミヤの流し込み接着剤で。トレジャー部品は美透明接着剤というものを使って止めたあと、マスキングテープで乾燥するまで押さえるついでに気休めでタミヤの流し込みも流しておきました。

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最後に床下。ダークグレーで塗装した後は、特に特筆する事も無いくらい、全体的にまんべん無く汚れていたのでそのまま全体的にハンブロールを吹き付けています。もう少し濃い茶色でも良かったかもしれませんが、まぁ良いでしょう。

車内のクロスシート部品は窓割りに全く合っていなかったので思い切って外してしまいました。そのうち気が向いたら自作しようと思います。カプラーはとりあえず中間のみカトーカプラーに変更しましたが、M車はカプラーポケットの位置が違うせいで、連結間隔が広くなってしまっています。ここも近いうちに何とかしようと思いますが、とりあえず保留。

かくして、妥協箇所は多々あるものの、とりあえず憧れの快速電車がモノになりました。まとめられるケースが無いので近いうちに仕入れてくる事にしましょう。

明日は手が止まっている旧客を再開し、手早くまとめて次に移ろうと思います。
2016/01/11

寄り道のススメ

先週の土日はとある集団の合宿で、元々は行く予定では無かったものの、年末の忘年会に混ぜていただいた折に、兼ねてからの知人に誘われ、たまたま仕事も休みであったことから飛び入りで参加してました。

目的地は大洗。某戦車アニメで有名になった彼の地であり、白状すれば、私も大のファンであるのですが、今回の話題はさにあらず、その途中に立ち寄った鉄道の話題です。

待ち合わせは昼までに水戸駅。ともすれば、常磐線沿線の私には幾分余裕がありす。そこで白羽の矢を立てたのが水戸線!守谷までつくばエクスプレスを利用し、関東鉄道の常総線で下館まで出れば、いくらか運賃はかさむものの、さほど無理なく寄り道が出来そうです。3月には415系の1500番台ーー車両として特別好きでは無いものの、小さな頃に親しんだ常磐線の快速電車としてそれなりに思い入れがあるーーも引退するとのことなので、この機会にその姿を目に焼き付けておこうという思いもありました。

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日の出前に家を出発し、常総線で日の出を眺めつつ下館へ。下館から水戸線に乗って向かったのは「羽黒駅」です。羽黒から水戸方面へ30分ほど歩くと、とてものどかな風景が広がっていました。

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順光で1枚抑えた後は、少しだけ移動して後打ち半逆光で1枚。タイミングよく耕耘機がフレームに収まってくれました。
駅を発車してから登り勾配をフルノッチで走り去る姿は、鋼鉄製の吊り掛け電車や電気機関車のそれには敵わないものの、アルミやステンレス合金製の誘導電動機の電車に較べればはるかに堂々たるもので、不覚にも少し模型が欲しくなってしまいました(笑)

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その後は待ち合わせもあるので水戸駅へ。まだ1時間ほど余裕があったので、歩いて5分ほどの、水戸駅から分かれる水郡線の切り通しにかかる陸橋でパチリ。覚えが正しければ、後ろに架かる橋は以前は古レールを組んだ(?)鉄骨タイプで、河川の堤防を越えるための線路の勾配も、ここまで急では無かったはずです。

正直言って、帰省で乗らなければ全く興味を抱くことも無いであろうこの車両、この景色。しかし、だからこそ、こういう機会に撮っておくのが大事なような気がします。

そんなわけで、少しでも余裕があれば、これからも積極的に寄り道しますことゆえ、もし遅刻しても多めにみてくださいネ!と未来の自分への弁解でこの記事を締めくくりたいと思います。
2016/01/10

今年の撮り初め

東武東上線の途中、坂戸駅から分岐して越生に至る越生線。
以前、都電の旧7000形の廃車体を訪れる時に乗って以来の訪問で、ことしの撮り初めは、思いつきで訪れたこの越生線と相成りました。

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坂戸の次は一本松。その一本松の駅を発車すると、左手に雑木林があり右手の住宅地も途切れ、車窓は一気に開けたものになります。広角で風景を撮る事が好きな私にとっては願っても無い好条件!今日の目的地をそこに定め、一本松の次、坂戸から数えて2駅の「西大家駅」で下車。
少しばかり戻ると、ガードレールもない道路と線路の踏切があったので、まずは1枚。特に狙っていた訳では無かったのですが、オレンジベージュの復刻カラーを撮る事が出来ました。

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ほぼ同じ地点で、振り向くと順光で綺麗に撮れるので、無難に1枚。

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先ほどの写真の奥に写っている踏切の脇をみると、良い感じのビニールハウスが!戻ってきた復刻塗装車を絡めて1枚。

短時間である程度撮れたので、引き際が肝心!と早々に引き上げることに決め、一本松から一路池袋へ。池袋ではイモンの特価市で欲しかった商品を購入し、その後は帰っても良かったのですが、まだまだ快晴で少々勿体ない気もします。
そんな折に、Twitterのタイムラインで出掛けようか悩んでいる友人を捕捉。時間と交通の便から比較的行きやすくて、だからこそ行き損ねていたある路線を訪れる事にしました。

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その路線とは、京成本線のうすいより少し手前、ユーカリが丘の駅から出ている「山万ユーカリが丘線」です。
都市開発のために不動産会社の山万が引いた新交通システムで、不動産会社が所有している鉄道という点では紀州鉄道と似ています。

ユーカリが丘線は、ユーカリが丘から2駅のると線路が二股に分かれ、ループして戻ってくる環状線になっているのですが、その分岐点から1駅目の「女子大」駅で下車。女子大駅付近はこの路線で1番開けている場所で、以前から好天の日を狙ってはいたのですが、中々機会に恵まれず訪れそびれていたのでした。

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女子大駅のそばにある車庫を覗きつつ、目的の知へ辿り着いてパチり。思った以上に草が高く、ちょっと微妙になってしまったのはご愛嬌。

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とりあえず行きたかった場所で撮る事が出来たので、ユーカリが丘駅へ戻るべく先ほど降りた女子大駅へ。夕陽に照らされる改札口はなんとも旅情を誘います。

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同じく女子大駅のホーム。

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帰りの電車をホームから望遠気味に1枚。夕陽の中を、高層マンションを背に田園風景を抜けてくる光景は何とも異様で、奇っ怪な、しかし不思議な魅力がありました。この日撮った写真で1番のお気に入りです。

この後はおとなしくユーカリが丘へ戻り、京成電車で知人の最寄り近くの駅へ移動。友人は翌日が仕事だったので、酒はそこそこに食事を楽しんで解散。実に楽しい一日になったのでした。
2016/01/02

汽車の次は客車が欲しくなる 4

あけましておめでとうございます!

年末の挨拶をする間もなく、年が明けてしまいました。そんな感じの当ブログですが、今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
早速年始の工作を……というわけでは無く、年末の挨拶とともに載せるはずだった2015年最後の工作報告です。

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日本のNゲージ黎明期の製品とは思えないカトーの「オハ31」その塗り替えです。
特筆するような事は一切無く、ボディをぶどう色1号、屋根をジャーマングレー、床下はブラックサーフェイサーで塗り替えたのみです。ボディは帯無しのものを、車体番号をMr.うすめ液で消した以外は塗装もそのままに上塗りしていますが、特に問題はありませんでした。

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床下は、ナハ22000以上に最低限の加工です。付け替えている部品は全てGMのバルクパーツのランナー1枚から捻出しています。バルクのランナーには水タンクも含まれているので、初期の番号にする時はそれも変えると実感的になるかと思います。(今回は水タンクの変更をしたくないがために後期の番号を選びました^^;)蓄電池も同じく、この時代であれば小型化されている可能性が高いのですが、戦後暫くはそのままであったという記述も見かけるため、そのままにしてしまいました。その他では、前回までのナハ22000と同じく、好みでGMのTR11に振り替え、カトーのスポーク車輪に変更しています。

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表記類もナハ22000と同じく、GMとレボリューションファクトリーの組み合わせです。
ナハ22000と唯一変えたのはレタリング後のトップコートで、ナハ22000は廃車寸前の木造車であることから「艶消し」としていた所を、まだまだ現役である鋼製車であることから「半艶」としました。塗装が痛んでいても、鉄板はその平滑性から意外と反射するものなので、この位で丁度よいかなぁと。


これで、めでたく7両編成のうちの4両が完成しました。残りの3両も、熱が冷めないうちに仕上げたいと思います。
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