2015/10/24

紀州鉱山の残り香/湯ノ口温泉

PA211099.jpg
'15.10.21
桑名から「南紀1号」に乗って目指したのは熊野市駅。目的地は湯ノ口温泉へのアクセスのために保存運行されている、トロッコに乗るためです。
トロッコの起点である「瀞流荘」には、熊野市駅と阿田和駅から、それぞれ1日4往復の路線バスが運行されています。今回は特急の停車駅である熊野市からバスで向かいました。

PA211103.jpg
'15.10.21
行きはツアー客と乗り合わせて大混雑だったものの、着いてしまえば落ち着いたもので、ゆっくりと撮影する事が出来ました。
終点・湯ノ口温泉駅は谷の隙間に作られた乗降場で、紀州鉱山鉄道時代の「湯ノ口」停車場の場所がそのまま使われており、今でもなんとか往時の雰囲気を偲ぶことが出来ました。鉱山鉄道として現役だった頃の写真は「津島軽便堂写真館」(Top→紀州鉱山→湯ノ口)さんで見る事が出来ます。こうして当時の様子を見ると、やはりといいますか、今でも乗れるだけありがたいのですが、現役の時代に訪れてみたかったですね……。

PA211104.jpg
'15.10.21
単純な2軸の台車に車体が乗っただけの人車の乗り心地は、例えるならば「スーパーマーケットの手押し車でアスファルトの道を通る」感じで、大満足でした。基本的に復元されているものの、電灯は観光用のために付けたとどこかで読んだ記憶があります。先に紹介した当時の客車と見比べると窓まわりも違うようですが、この当たりは観光用に上手くアレンジされていると思います。

PA211106.jpg
'15.10.21
撮影と温泉入浴で楽しい時間はあっという間に過ぎ、慌ただしく14:30の便を見送って撤収となりました。
この列車が発車する少し前、「バテロコが何ボルトで走っているか」出来たら聞いて欲しいと頼まれていたので伺った所「2V×48=96V」で走っているそうです。意外に低い! 銘板の写真なども合わせてTwitterにアップしたところ、フォロワーである修羅さんが銘板の意味を調べて下さり、バテロコのバッテリーはこれまた意外な重機のものが流用されていることなども判明しました。このあたりは修羅さんが後日記事にまとめてくれるそうなので、更新を楽しみにしています。

PA211107.jpg
'15.10.21
列車を見送った後は再びバスで熊野市駅へ戻るのですが、新宮方面行きの列車まで時間があるので駅の手前で下車して逆方面の列車を撮る事に。キハ40が来れば……と思ったのですが、そんなに甘くは無かったです。これは紀勢線のニューフェイスでキハ25というらしいのですが、なんと車内はオールロングシート! 車両が新しくなっていくのは仕方ないと思いますが、ここまできて窓に背を向けて座らせるのはどうなんでしょう? 朝晩もそれほど混雑する路線とは思えませんが……。
この後は普通列車で新宮へ出る予定だったのですが、その先行列車である南紀5号が鹿との衝突で20分ほど遅れていたのと、新宮での接続時間、先ほど見送った普通列車からロングシートに座らされる可能性などを考え、結局、特急で新宮まで移動しました。新宮では「くろしお34号」に乗り継ぎ、御坊まで移動します。次回はいよいよ紀州鉄道のレールバスとご対面です。(続く)


追記
修羅さんがさっそくまとめて下さいました!→こちら
リンク先の記事の1番最後で紹介されている鉱山資料館、実はバスで走る道路のすぐ脇にありまして、私も行きたかったのです。ですが!バスの本数が少なく時間もないため来館は叶わなかったのです!嗚呼!
これから訪れようと思う方は、是非とも時間に余裕を持って、瀞流荘で一泊する事を強くおすすめします。もっとも、私のように日帰りで立ち寄ろうとする方が珍しいかもしれませんが(笑)

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント