2015/12/12

意外にも紅葉が綺麗だった「両毛線」

今週は仕事がプチ修羅場で、本日(土曜日)は約1週間ぶりの休みです。と言っても、週休1日の頃を考えたら普通なので、職場環境には随分恵まれていると言えます(苦笑)

夜勤を終えればその日の朝からは自由時間。されど次の日も仕事だったので、家に帰っても工作する気にはなれなさそうな9日の朝、折角の快晴なのだから少し足を伸ばしてみようかと、そういえば高崎駅などで何度も見つつしっかり撮ってない「かぼちゃ電車」の今でも見に行こうかなぁと思い立ち、湘南新宿ラインの快速に乗って小山駅へ向かいました。

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小山で待っていたのは残念ながらロングシートの銀色の5両編成。少々残念ではありますが、乗って撮れないよりは撮れて乗れない方が嬉しいので良しと言い聞かせ、向かったのは「大平下」です。車窓からは見事な色づきの大平山が見えました(写真無し)

大平下〜岩舟間は両毛線沿線でも1番開けた場所で、調べるとここで撮られた写真が多くあることにも納得です。大平下から岩舟に向かって行くと陸橋があるので、まずはそこで1枚。

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さらに岩舟方向へ歩いて行くと、いよいよ一面が畑になり、採石場を取り囲む森の手前の道なりに綺麗に実のなった柿の木があったので、念願のかぼちゃ電車と合わせてパチり

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その場所から引きをとって同じ場所でもう1枚。先ほどの柿の木が画面中央に写ってますね。

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地図を見るとわかるのですが、大平下〜岩舟のちょうど中間に神社を取り囲むように採石場があり、そこを迂回するとまた一面が畑の場所に出ます。

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障害物は何もないので、どんな撮り方でも出来る良い場所です。先ほどの写真を撮ってから振り向きざまにもう1枚。こちら側の方が紅葉が綺麗でした。

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その後は、列車間隔が開く事もあり、両毛線の撮影は切り上げて夕焼けの東武線でも……と思ったのですが、佐野駅で乗り換えようとしたら、なんと連絡時間が1時間!冬の夕方に1時間のロスは致命的です。太陽にも霞みがかかって来てしまったので、次の日も仕事だしと自分を納得させて、おとなしく帰路につきました。
2015/12/06

東武伊勢崎線の末端の少し手前

先週の金曜日、仕事は休みで予報は快晴! 他のついでもあったので館林地区の東武線を撮ってきました。

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朝焼けが撮れれば、と始発で向かったものの、流石に間に合わずただの逆光になってしまったのがご愛嬌の1枚目。

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午前中に所用を済ませ、再び朝と同じ場所に。下車駅は福居駅で、線路に沿って県(あがた)方面に歩くと好ましい佇まいの踏切があったのでひとまずパチリ。電車は8000系にあらず、850系と改番されたワンマン対応車。パンタ付き先頭車は中間車からの改造車で、新製時からのパンタ付き先頭車とは異なり鍵外しがむき出しになっています。これがなかなか精悍な顔つきで、私は好みです^^

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そこから、さらに県方向へ歩みを進めると、あたりには建物がなくなり「これぞ関東平野!」といった趣の場所に出ます。ほとんどの列車が越生(おごせ)線に乗り入れる「りょうもう号」も太田までは伊勢崎線を走ります。データイムでも上下合わせて1時間に2本あるので、普通列車に気を取られているといつの間にかやってきます。その普通列車は平均すると30分に1本で、都内と比較すれば少なく感じるものの、上下合算すれば1時間に4本走るわけで、特急と合わせれば1時間に6本もの列車が同じレールを走ることになり、単線であることを考えると、なかなかの過密具合です。

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まだ赤城おろし本番ではないものの風は冷たく、夕暮れ前のこの1枚でそそくさと退散です。〆は、これまた8000系にあらず、こちらはパンタ付き車両が中間に挟まれた800系。片方の先頭車は中間車からの改造ですが、言われて見なければそうとは分からないほど見事に改造されています。これくらいの切り継ぎ技術、私も欲しいです……(笑)

東武線のワンマン線区で活躍しているこの電車も、日比谷線の車両の大型化で余剰となる車両での置き換えの噂もあるようで、騒ぎになる前に少しでも撮っておきたいという思う今日この頃。8000系は、好きというより、思い入れがある車両なので、そのうち模型でも形にしたいと思っています。

明日は久々に模型の記事をアップ出来る予定なので、しばしお待ちを!

2015/12/01

晩秋の大井川鐵道を訪ねる(後編)

いよいよ最終回です。
寸又峡で朝を迎え、森林鉄道の忘れ形見を訪ねてから先ず向かったのは川根両国の車庫でした。お目当てはもちろん、かのDBであります。あの入換え機そのものといった風貌の機関車はぜひともこの目で見ておきたい。そう思ったのですが、前日は庫外に出されて居たのですが、土曜日であるからか庫内にしっかり仕舞われ、詰所で見学を申し入れるもあっさり断られ、願いは果たせませんでした。15年前は入れてくれたような記憶があるのですが、やはり勝手が違うようで、すこし寂しく思いますがダメなものは仕方ありません。

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'15.11.28
それでも、早朝の山間の構内は空気も澄み、出庫を待つ機関車がアイドリングを響かせる様子はそれだけで絵になり、この光景が見れただけでも幸せを感じられたのが救いでした。

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'15.11.28
朝の川根両国を見終えて次に向かったのは笹間渡の橋梁です。思いのほか時間が無く、構えて間もなく汽笛が聞こえ、直感で場所を定めてシャッターをきっただけあって微妙な1枚に……。風向きも良くなく、すこし残念な感じです。この後は2本目のSLも同じ場所で撮ったのですが、こちらは客車がトーマス客車でまたも微妙な感じに……。やはりSLを撮るのは難しいですね。

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'15.11.28
川根温泉の道の駅で昼食を食べた後は、初日の日没前後に訪れた大和田の集落に向かいました。本命のはずのSL列車は構図取りで引きすぎてイマイチまとまらず……その後続の急行電車の方が綺麗に撮れたのでこちらをペタリ。

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'15.11.28
その後は抜里駅手前の大カーブへ向かいました。大井川鐵道の沿線では数少ない開けた茶畑のある場所なのですが、扇風機が乱立していて綺麗に納まる場所は限られることゆえ、SLの到着直前はなかなかの人数が同じ場所でカメラを構える事となりました。もとは望遠の立て構図の予定が、鉄橋付近におじさまが1人闖入してきたため、引きで撮らざるをえず、側面まで光が回らずなんとも消化不良な感じに……。2本目はトーマス客車、3本目まで待つほど撮影意欲があるわけでもないのであっさり退散。

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'15.11.28
振り向き様の1枚。力を入れてないついでの1枚の方が良い写真のような気がして、よくよく考えると気持ちが暗くなるのであまり気にしない事にします。

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'15.11.28
その後はこの旅の締めくくりとして、新金谷の駅から伸びる側線を訪れました。
実は、私が大井川で1番好きな電車はこの車両で、念願の対面でした。どう見てももう二度と自走することの無い姿なのが残念ですが、この目で見れただけでも幸せなのかもしれません。

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'15.11.28
反対側を見れば、高い草に覆われて近づく事すら困難になった納涼電車。

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'15.11.28
本当の最後は新金谷駅。夕陽に輝くC12、現在は諸事情で走れないようですが、いつかまた走れると良いですね。
新金谷でここまでお世話になったM氏と別れ、電車で帰途に就きました。

余談ですが、この旅行、特に、この3日目の行程は、自家用車無しではなし得なく、電車に頼ると実現出来ないものです。それを嘆いていたら、だったら乗ってく?と声をかけて頂いたのが今回の旅行のきっかけに他ならず、感謝の念に耐えません。

日頃は「車なんか使って、客が乗らなきゃ鉄道の先は無いのに」なんて言ったり思ったりしているのですが、今回ばかりは車のありがたみを実感しました。乗らないのに切符を買おうと思う人は少ないでしょうし、かといって土産物ばかりでは利益も少なさそうですし、例えば、心ばかりの記念品をつけた1000円くらいの撮影手形のようなものを売ってくれれば、幾らかでも利益に貢献しやすくなるのではないかなぁ、なんて思いました。車移動で沿線を撮影するならなるべく買って欲しいと言えば、無視出来る人は多く無いと信じたいものです。
2015/12/01

晩秋の大井川鐵道を訪ねる(中編)

早起きは三文の得と言いまして……
ホテルの朝食はあっさり諦め、始発列車で福用に向かいます。

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'15.11.27
結果的に、福用〜大和田間で撮ったこの1枚が、今回の旅行で1番のお気に入りになりました。

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'15.11.27
もともと撮るつもりであった構図は、惜しくも資材置き場等が増えて失われてしまっており、それ以外の場所で模索する事になりました。逆光で撮るのは難しいですが、なんとか見れる程度の写真にはなったでしょうか……。

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'15.11.27
朝の撮影を終えると、福用から南海電車に揺られ、大井川に誘って下さったフォロワーのM氏と落ち合うべく千頭へ。

千頭で無事に合流を果たすと、SL列車を撮るべく崎平付近の鉄橋まで車に便乗して向かったのですが、場所は良いものの背景には厚い雲があり、引かれる客車も橙色に近い茶色のトーマス客車……空振りに終わります。

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'15.11.27
もう1本も待つほどの情熱は無く、井川線に乗るべく千頭に戻ります。切符を買って改札を通ると、間もなくして次のSL列車がホームへ滑り込んできました。

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'15.11.27
井川線のホームから本線を見ると、旧客とリヤカーが

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'15.11.27
15年前は時間が無く、川根両国までの往復しか出来なかった井川線。今回こそは最後まで!と行きたい所ですが、去年の大雨で末端の区間が土砂崩れで運休になっており、今回は写真の接岨峡温泉までの乗車と相成りました。道中は山深く、斜面をへばりつくようにクネクネと走る様はまるで線路の幅が広い森林鉄道のような感じで、とても良かったです。アーチバー台車を履いた客車は思いのほか乗り心地が良く、少々物足りない……なんていっては贅沢ですね(笑)

接岨峡温泉から千頭へ戻ると日も傾き、否応にも冬の到来を感じさせられます。そんな事を話しつつ、コンビニで晩飯と朝食を買い込み、今宵の宿がある寸又峡へ急ぎました。
2015/11/29

晩秋の大井川鐵道を訪ねる(前編)

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'15.11.26
先週の木曜日から土曜日にかけて、およそ15年ぶりに大井川鐵道を訪れてきました。

金谷駅からSL連絡の普通列車に揺られて、最初に向かったのは新金谷。新金谷では既にSL列車が待機していて、観察してみればSLはもちろんの事、蒸気暖房のために送られる蒸気の湯気が客車からもところどころから漏れていて、よく「SLは生き物だ」などと言われますが、こうしてみると客車までもがまるで生きているようで、イマドキの列車には無いぬくもりを感じます。

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'15.11.26
暫し待つといよいよ発車。駅舎からホームへの構内踏切に張られていた誘導ロープが外され、駅舎からは大鉄の職員さんが続々と現れ、いってらっしゃい!と書かれたプラカード等を掲げて総出でお見送り。心が温まります。

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'15.11.26
SLを見送った後は、1本後の普通列車に揺られて田野口駅へ。この日のSL列車の運行は2本、さっきのは1本目なので、2本目を撮るべく周辺を模索します。が、なかなか良い場所が見つけられず、結局、駅のホームから後ろの電気機関車を撮るので精一杯でした。ホームから少し頭を出したSLを狙うも、露出不足でSLが真っ黒に潰れてしまいあえなく撃沈。逆光とSLの取り合わせはとても難しいことを改めて思い知らされます……。

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'15.11.26
次は帰りのSL列車を狙うのですが、少し前の大減便で昼間の普通列車が削減された結果、移動出来る場所はあまりなく、それも見越しての田野口駅での下車でした。前もって目星を付けて居たのは田野口の先のトンネルを抜けた箇所の、杉林がバックの築堤が綺麗な場所で、時間さえあれば歩きでも行けるだろうとの算段だったのですが、現地へたどり着くも草が伸び放題の荒れ放題で、とても撮れる状態ではありませんでした……やはり30年前の本を参考にするのは無理があったようです(笑)結局、最終的に田野口駅の近くまで戻ってなんとか茶畑と絡めて辛くも1枚。なんとも苦しい構図であります……。

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'15.11.26
もう1本は客車がトーマス色のオレンジだったため、あまり撮影意欲が刺激されず、諦めて逆行きの普通列車を狙う事に。場所は小和田、日没後のため感度を上げて苦しい1枚。

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'15.11.26
この日の夜は川根温泉ホテルを予約していたので、そのまま向かっても良かったのですが、イマイチこれといった写真を撮れていない私は欲を出し、千頭まで足を伸ばす事に決めます。来た列車は元南海車。大井川で現役の電車の中では1番好きな車両です。ワンマン運転のため、混んでいる1両目を避けて2両目の後部へ行くと、なにやら床に荷物が一杯置かれています。なんてマナーの悪い……と思って良く見れば、各集落へ届けられる夕刊新聞なのでした。途中途中の駅では、どこからともなく配達員の方が現れて手際よく降ろして行き、千頭の手前ではほとんど無くなってしまったのでした。

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'15.11.26
千頭駅のホーム。広告付きの味のあるベンチに昭和の電車が良く似合います。

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'15.11.26
狭窓から漏れる光の列が美しい。

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'15.11.26
車内を見れば、カバーに覆われた3列の蛍光灯、臙脂色のシート。近くで見ればぼろぼろで、決して美しい状態とは言いがたいものの、まだまだ、かつての関西大手私鉄の特急としても使われた車両の威風は感じられる良い車内だと思います。そんな、乗っていると幸せな車両に揺られ、終点まで乗りたい気持ちをなんとか押さえて川根温泉笹間渡で下車し、宿へ向かったのでした。
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